はじめに
試合中、あなたは今、ボールを持っています。
当然、相手はそのボールを奪おうと近づいてきます。
華麗に相手をかわしてしまえば済むのでしょうが、必ずしもうまくいくとは限りません。
自分のゴール前でそんなことをして失敗した挙句に奪われてしまったら即失点ということも考えられます。
そんなことをしてしまったら、もうベンチに戻りたくない、、、怒られるし。
そんなときに味方が「ハイこっち!」とパスを待っててくれたらありがたいですよね?
パスしたくなっちゃいますよね?
それが「サポート」です。
要するに、サポートとは「ボールを持っている味方が、相手にボールを奪われないように支援する」行いです。
サッカーにはこのプレーが必要不可欠です。
パスワークはこの「サポートの連続技」といても過言ではないでしょう。
ではその役割は誰が担うのか?
それはボールを持っていない10人の選手、そう、そこのあなたかもしれません!
ここだけの話、実はサッカーではボールを持っていないときのプレーが「超大事」なんです。
知ってましたか?
サポートの角度
サポートの重要性は理解できましたでしょうか?
ではさっそく試合でやってみましょう!
なになに?
サポートしてたけどパスが来なかっただって!?
なんということでしょう!
まあ、そんなときもありますよ。
ここはグッと我慢するとして、あなたのサポートの「角度」は適切でしたか?
もしかしたら、パスが来なかったのはあなたのポジショニングがイケてなかったからなのかもしれません。
グラウンダーのパスを足元で受けるイメージで下の動画を見てください。
「良い角度」でサポートするためには「グラウンダーのパスを足元で受けられる場所を探す」ようにすると良いでしょう。
ボールを持っている味方とあなたの間に相手がいてはいけません。
これが守られていないと味方のパスは相手に奪われてしまいます。
サポートの距離
サポートの角度は理解できましたか?
では早速やってみましょう!
なになに?
パスは来たけどそのあと自分が苦しくなってしまうですって!?
せっかく味方を助けたのに自分がボールを奪われてしまったら元も子もないですよね。
あなたをサポートしてくれる味方はいませんでしたか?
なになに?
そんな余裕ないですって?
なんということでしょう!
このようなときはサポートの「距離」がイケてないのかもしれません。
サポートの本当の目的は「ボールをゴールまで安全に受け渡すこと」です。
その味方ではボールを安全に運べなくなったので、今度はあなたがその役割を担うのです。
なので、気を付けなければいけないのは「そこ、安全ですか?」ってことです。