はじめに
パスを受けたあとの選択肢としてドリブルという手段がありますが、一言にドリブルといっても戦術的にはいくつかの種類があります。
ここではその種類と使い方を紹介します。
突破
これは真っ先にイメージするドリブルの手段ではないでしょうか。
フェイントやスピードを駆使して相手を抜き去ることですね。
このドリブルのメリットは突破したあとフリーになれるということです。
なので相手ゴールに近い位置で効果を発揮します。
メッシがそうですね。
スペースを埋める
これはどのようなことかというと、例えばフリーでボールを保持していたとして、前方に味方も相手もいない空間(スペース)があった場合にそこまでドリブルで移動するということです。
そうすることによってボールをより高い位置(相手ゴールに近い位置)で保持することができます。
サイドバックやウィングなど、サイドの選手が良く使いますね。
時間を溜める
これは時間稼ぎとでも言いましょうか。
例えばオーバーラップを仕掛けるときや、パスのタイミングを計るときに使う方法です。
ドリブルというと前進というイメージがあると思いますが、ただ保持しているだけでもドリブルです。
ただしノーアイディアではなく次のプレーのイメージを持って行うところがポイントです。
パサーが良く使います。
イニエスタが良い例です。
イメージ
さいごに
以上3種類のドリブルを紹介しました。
皆さんが良くイメージするドリブルってダブルタッチとかクライフターン(古い!)とかかもしれませんが、それは突破という戦術の中で使う技術のことです。
この技術と戦術の違いを理解してドリブルを幅広く活用できるようになりましょう。
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