はじめに
相手ボールになった瞬間、まずはボール保持者に対してボールチェックを行います。
これは理解しましたか?
理解してない人は「ボールチェック(1対1) ※相手が1人の場合」「ボールチェック(1対2) ※相手が2人の場合」を見てくださーい。
理解してるあなたには話を進めますね。
ではボール保持者ではない他の選手にはどのようなことをすれば良いのでしょうか?
ボールチェックですぐに相手からボールを奪えれば良いのですが、残念ながら世の中そんなに甘くはありません。
ボール保持者は他の選手にパスするかもしれません。
そうするとボール保持者が代わるんです。
ボール保持者にはボールチェックしないといけないので次は誰がやりますか?って話です。
ボールチェックは速やかじゃないとダメでしたよね?
なのでボール保持者が代わる度にいちいち考えていたら間に合わないっす。
だから事前に準備しておくんです。
それがマークです。
いわばボールチェックその2ですね。
ポイント
マークのポイントは以下の3つです。
・相手と自分のゴールの中心を結んだ線上(インライン) ⇒ 角度
・インターセプトができて裏をとられない(ゴールサイド) ⇒ 距離
・ボールと相手を同時に見ることができる ⇒ 体の向き
マークに必要なのは角度、距離、体の向き(ボディーシェイプ)です。
マークしている相手がボールを受けるとき、または受けた後に対応しやすいといわれている先人達が発明した理論です。
イメージ
ミッション
ここでのミッションは2つです。
1つ目は、素早く正確にマークすることです。
相手がプレーする前にマークできなければあまり意味がありません。
2つ目は、マークが被らないことです。
味方同士で同じ相手をマークするなんてマークの無駄使いにほかなりません。
さいごに
マークしている相手は、あなたのマークを外すためにあらゆる工夫をしてきます。
急に走ったり、歩いたり、止まったり、ターンしたりしてきます。
あなたはその動きに決して騙されてはいけません。
そして振り切られないようにメッチャ動いてください。
守備の運動量は攻撃の3倍といわれています。
相手が1歩ならあなたは3歩です。
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